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猫のペットカメラはどこに置く?おすすめの置き場所と壁に穴を開けない固定方法を解説

愛猫を留守番させているとき、「今何をしているかな?」「体調は悪くないかな?」と不安になるのは、すべての飼い主さんに共通する悩みです。その悩みを解決してくれるのがペットカメラですが、いざ導入してみると「意外と死角が多い」「猫が倒してしまう」「どこに置けば一番よく見えるのかわからない」という壁にぶつかりがちです。

この記事では、猫の行動パターンに合わせた最適なペットカメラの置き場所から、壁に穴を開けたくない賃貸派のための設置テクニック、さらにはケージ内への取り付け方まで、猫ブログ運営者の視点で徹底的に解説します。

この記事を読み終える頃には、あなたの家のベストポジションが必ず見つかるはずです。

目次

猫のペットカメラの置き場所:基本の3大スポット

猫の様子を効率よく見守るためには、猫が「一日のうちで長く過ごす場所」をカバーすることが鉄則です。

まずは、絶対に外せない3つのスポットを見ていきましょう。

① ごはん・水飲み場周辺

健康管理を重視するなら、食事シーンのチェックは欠かせません。「しっかり食べているか」「水の減り具合はどうか」を確認できる位置にカメラを設置しましょう。

  • ポイント: 水場に近い場合は、猫が水を飛ばしたり、カメラを倒して水没させたりしないよう、少し離れた高い位置から見下ろす形がベストです。

② お気に入りの寝床(キャットタワー・ソファ)

猫は一日の大半を寝て過ごします。リラックスしている様子を確認できると、飼い主側の安心感も格段に上がります。

  • ポイント: キャットタワーの最上段を映したい場合は、カメラをさらに高い位置に設置するか、少し離れた場所からズーム機能を使って捉えるのがコツです。

③ トイレの入り口

排泄の回数や様子は健康のバロメーターです。「何度もトイレに行く(頻尿)」「踏ん張っているが何も出ていない」といった異常にいち早く気づくことができます。

  • ポイント: プライバシー(?)に配慮しつつ、出入りが確実にわかる角度を選びましょう。

「壁に穴を開けない」設置方法:賃貸でも安心のアイデア

多くの方が悩むのが「壁に穴を開けられない」という問題です。最近のカメラは壁掛け対応のものが多いですが、賃貸物件ではネジ止めができません。ここでは、壁を傷つけずに固定する具体的な方法を紹介します。

専用の「置き台」やスタンドを活用する

市販されているペットカメラ専用の置き台や、カメラ三脚を活用する方法です。

  • 高さ調整式スタンド: 床置きではなく、棚の上や専用スタンドを使うことで、猫の手が届きにくくなり、いたずら防止にもなります。
  • クリップ式マウント: 机の端や棚の板に挟むタイプ。これなら場所の移動も簡単です。

突っ張り棒・突っ張り棚を利用する

壁に穴を開けたくない場合の最強の味方は「突っ張り」シリーズです。

  • 突っ張りポール: 部屋の隅にポールを立て、そこにカメラをクランプ(万力)で固定します。天井付近まで高さを上げられるため、部屋全体を見渡す「俯瞰(ふかん)視点」が手に入ります。

マスキングテープ+超強力両面テープ

軽量なカメラであれば、壁にマスキングテープを貼り、その上から魔法のテープ(超強力両面テープ)で土台を固定する裏技もあります。ただし、猫が飛びついた際の衝撃には弱いため、設置場所には注意が必要です。

ケージ内・ケージ取り付けのポイント

子猫や病気療養中の猫、あるいは多頭飼いの新入り猫の場合、ケージ内にカメラを設置したいケースも多いでしょう。

ケージ内に設置する場合

「ケージ内」に直接置くのは、猫が倒したりコードを噛んだりするリスクがあるためおすすめしません。

  • 結束バンドで固定: カメラの土台にある穴を利用し、ケージの網目に結束バンド(耐候性・強度の高いもの)でガッチリ固定します。
  • ケージの外から映す: 網目が映り込んで視界が遮られる場合は、レンズを網目に密着させるように外側に固定すると、中がクリアに見えます。

100均アイテムで「ケージ用置き台」を自作

100均のワイヤーネット用カゴや棚をケージの外側に取り付け、そこにカメラを置く方法も安価で効果的です。

部屋全体を見渡すなら「天井」設置が最強

死角をゼロにしたいなら、「天井」への設置です。

しかし、カメラ自体が高視野角であったり、追尾機能が付いている必要があるため、お持ちのカメラをよく確認した方がいいでしょう。

天井設置のメリット

  1. 死角が激減: 障害物が少なくなり、パン・チルト(首振り)機能付きカメラであれば、ほぼ全ての床面をカバーできます。
  2. 猫が触れない: 最大のメリットです。コードを噛まれる、カメラを倒される、レンズに猫パンチされるといったトラブルを物理的に防げます。

天井への固定方法

天井にも穴を開けたくない場合は、前述の「突っ張りポール」を使って天井付近に固定するか、ライティングレール(ダクトレール)がある部屋なら、レール用のアタッチメントを使って設置することが可能です。

「見守りカメラ」の設置場所:赤ちゃん用との違いは?

赤ちゃん用とペット用の見守りカメラには違いがないと思われがちですが、猫と赤ちゃんでは設置の考え方が大きく異なります。

比較項目赤ちゃんの見守りカメラ猫のペットカメラ
主な対象範囲ベビーベッドなど特定の狭い範囲部屋全体、上下の移動含む広範囲
設置の高さ1m〜1.5m(見下ろす形)2m以上の高所、または床付近の複数箇所
懸念事項寝返り、泣き声の検知高速移動、高所への跳躍、コードの咀嚼

猫の場合は「立体的な移動」をするため、赤ちゃん用よりも広角なレンズや、自動追跡機能が重要になります。

ペットカメラ設置時の注意点と失敗しないコツ

せっかく設置しても、以下のポイントを疎かにすると、ただの「置物」になってしまいます。

設置前にしっかりと確認するようにしましょう!

Wi-Fiの電波強度を確認

設置したい場所にWi-Fiが届いているか、スマホで事前に確認しましょう。特にケージの中や部屋の隅は電波が弱くなりやすく、映像が途切れる原因になります。

元々のWi-Fiの電波強度が強いかどうかも大事なポイントです。しっかり確認しておきましょう!

コードの保護(最重要!)

猫にとって、カメラのケーブルは格好の「おもちゃ」であり「獲物」です。

  • 配線カバー(スリットチューブ): 必ずコードを保護カバーで覆ってください。感電や火災のリスクを回避できます。
  • ワイヤレス(充電式)の検討: 配線がどうしても難しい場所には、数ヶ月充電不要なバッテリー駆動タイプのカメラも検討の価値があります。

逆光を避ける

窓の真正面にカメラを向けると、日中は逆光で猫の姿が真っ黒になってしまいます。窓を背にするか、角度を調整して直射日光が入らないようにしましょう。

まとめ:最適な置き場所で「安心」を手に入れよう

猫のペットカメラの置き場所を決める際は、「何を確認したいか(食事か、安眠か、運動か)」を明確にすることが第一歩です。

  • 健康管理重視なら: ごはん場やトイレが見える場所。
  • 安心感重視なら: お気に入りの寝床が見える場所。
  • トラブル防止なら: 天井付近からの俯瞰視点。

賃貸でも、置き台や突っ張り棒を駆使すれば、理想の角度で設置することは十分に可能です。

ぜひ、あなたの愛猫にとってベストな「見守りスポット」を見つけてあげてください!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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